ベトナム在住者の方も意外と行ったことない!
絶対に行っておきたい世界最大の洞窟があるフォンニャケバンについてご紹介いたします。
本記事では、フォンニャケバンへのご旅行を考えている方全般に、アクセス方法、洞窟紹介、その他の観光名所、宿泊場所に至るまで徹底解説していきます。
今も調査が続く世界最大級の大きさの洞窟群
フォンニャケバン国立公園(:Vườn quốc gia Phong Nha-Kẻ Bàng:Phong Nha Ke Bang)とはベトナム中北部の内陸に位置する国立公園です。
1986年に自然保護区に指定、2003年に世界遺産として認められ、2015年に拡張、現在もイギリスの研究チームを中心に洞窟の探検調査が行われています。
フォンニャケバンでは
名称(越語):Vườn quốc gia Phong Nha-Kẻ Bàng
名称(英語):Phong Nha Ke Bang
位置:ベトナム中北部クアンビン省
滞在目安:1日~4日(日帰りも可能ですが最低でも一泊はするのがオススメ)
入場料:各洞窟によって異なります。
ベストシーズン:3月から8月の乾季
※10月~12月の雨期は水位が上昇することからほとんどの洞窟内に入れなくなります。
特に、ダークケーブやその他以下で紹介するツアーでしか行けない洞窟へ行く場合は、雨期の場合ヒルも大量に発生するので乾季の方がおすすめです。
公式ウェブサイト:https://phongnhakebang.vn/
ユネスコページ:https://whc.unesco.org/en/list/951/
世界遺産フォンニャ洞窟に行こう
フォンニャ洞窟の入口
冒頭ではフォンニャケバン国立公園内のルートや楽しみ方は旅行会社によって異なると説明しましたが、日系旅行会社の多くは定番の観光スポットである「フォンニャ洞窟」と「天国の洞窟」を回るプランが一般的です。もしその他のアクティビティに参加したい場合は、欧米人向けの英語ツアーに申し込むことになります。
フォンニャ洞窟の内部
ツアー参加者は手漕ぎボートに乗って、自然公園内の散策、その後フォンニャ洞窟へ向かいます。フォンニャ洞窟内部も浸水しているため途中まではボートでくぐり抜けますが、後半は陸地になっているため、歩いて洞窟内部を散策することができます。
フォンニャ洞窟の美しい鍾乳石
フォンニャケバン国立公園には無数の鍾乳洞がありますが、観光客に一般公開されているのはまだわずかとなります。また、フォンニャ洞窟や次に行く天国の洞窟も、鍾乳洞が形成されたのはなんと4億年も前。石灰岩でできたカルスト地形としては、アジア最古の部類となります。
ちなみに同じく世界遺産のハロン湾やニンビン省も石灰岩で形成されたカルスト台地となりますが、歴史は2億5000年前とフォンニャケバン国立公園には及びません。
もう1つの世界遺産「天国の洞窟(パラダイスケイブ)」に行こう
天国の洞窟へ行く道中
天国の洞窟は「パラダイスケイブ」とも呼ばれており、入口は山中にあります。フォンニャ洞窟はボートトリップでしたが、天国の洞窟は軽いトレッキングとなります。また、洞窟内も徒歩での移動となるので、SNS映えする写真撮影もしっかりできます。
天国の洞窟内部の様子
洞窟内部の風景はフォンニャ洞窟とさほど変わりありませんが、天国の洞窟の方が歩きやすく整備されています。
天国の洞窟とフォンニャ洞窟を巡ったあとはフエへ戻ることになりますので、しっかりと世界遺産の洞窟を目に焼き付けておきましょう。
ベトナム世界遺産フォンニャケバン国立公園の満足度は?行くべき?
今回はベトナム中北部世界遺産フォンニャケバン国立公園をご紹介しました。フエからツアーに申し込んだとしても、早朝発の夜戻りとなるので、丸1日潰れてしまいます。「あまり滞在日数に余裕がないけれど、本当に行くべき?」と悩んでいる人もいるでしょう。
もし今回のベトナム旅行がフエだけであれば時間を持て余すかもしれませんので、フォンニャケバン国立公園へ行ってみるのがおすすめです。一方で、フエの他にダナンやホイアンを回る予定があれば、フォンニャケバン国立公園は次回来た時の楽しみにとっておくのもいいでしょう。
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フォンニャ自然遺産 – ケバン国立公園日帰り1日ツアー
https://hochiminhchaonha.grupo.jp/free4842486
最後まで読んでいただきありがとうございます。また!